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施工事例

アンレット BS125G オーバーホール

2020-07-27
カテゴリ:アンレット ルーツブロワ
福岡県内の某し尿処理施設にてアンレット製ルーツブロワの整備を行いました。
撹拌ブロワ BS125G  1台
 
 
▼ 施工状況(分解、清掃、コーティング) ▼ 
着工前
分解状況
清掃前
清掃+SUSコーティング後
清掃前
清掃+SUSコーティング後
ローターシャフト軸受部の摩耗により内部クリアランスの乱れが発生し、ブロワ内部に接触キズが多数ありました。
 
 
▼ 各部の状態 ▼
⇒ ケーシング
⇒ ローターシャフト
⇒ ハウジング
⇒ ローターシャフト軸受部
今回、軸受部の摩耗は溶射加工にて対処可能と判断し、一旦ローターシャフトを持ち帰ることになりました。
数日後、ローターシャフト軸受部の溶射加工を終え、改めて分解整備を行いました。
ケーシングやローターの接触キズはSUSコーティング処理にて改善しました。
 
▼ 施工状況(部品交換、組立調整、塗装、試運転) ▼ 
⇒ ローターシャフト軸受部 溶射完了
⇒ 芯出し調整中
⇒ 塗装後試運転
⇒ 完了
 
 

 
今回は各部品補修して再利用が可能でしたが、ローターシャフト等主要部品の摩耗・破損がひどい場合、整備費が高くなったり、新品への取替が必要になる場合もあります。
長期間、安心してご使用いただくためにも、定期的なオーバーホールの実施をおすすめします! 
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