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施工事例

大晃機械製 DF-80~300 ダイアフラム交換手順

2020-03-26
カテゴリ:ダイアフラムブロワ 修理
今回は、大晃製ダイアフラムブロワ DF80~300のダイヤフラムセットの交換手順をご紹介したいと思います。 
大晃DFシリーズはモーター駆動タイプのエアーポンプで、水槽のエアー供給や、家庭の浄化槽用などで使用されることが多いです。
小型のブロワなので、ダイヤフラムの交換は比較的簡単に出来ます!
参考にされてください(^^♪
 
 

 
⇐交換部品の内容です。
・ダイアフラムセット 
 (ダイアフラム×1、バルブ×2、パッキン×1、テフロンシート×2)
 
※エレメントはダイアフラムセットに含まれておりませんのでご注意ください!
エレメントの交換については次の記事でご紹介します。
必ず電源を切ってから作業を始めてください!
 
<分解>
①バルブボックスカバーを取りはずす。
写真には写ってませんが、カバーとバルブボックスの間にパッキンが入っています。
最後にカバーを取り付ける際に交換します。
②バルブボックスを取りはずす。
③ダイアフラム(及びテフロンシート)を固定しているセンタープレートを取りはずす。
④バルブ押え・バルブを取りはずす。
 
⇐ここまで分解した写真がこちらです。
部品交換前に、ケーシングやコネクティングロッドをきれいに清掃します。
各部品とも、清掃をしつつ部品を交換していきます!
⇐交換前のダイアフラムの写真です。
エアーが出ない、異音、風量低下などの不具合がある場合、このようにダイアフラムが破損していることが多いです。
<部品交換・組立>
⑤バルブを交換する。(バルブ①)
コネクティングロッドにバルブをセットし、バルブ押えをかぶせネジで固定します。
※ネジをしめるときに、バルブがズレやすいので注意が必要です!
⑥ダイアフラムを交換する。
上から、テフロンシート【小】 > ダイアフラム > テフロンシート【大】
の順番で重ねて、センタープレートで固定します。
 
⑦バルブボックスを取り付ける。
⑧⑤と同じ要領でバルブボックスに付属するバルブも交換する。(バルブ②)
⑨パッキンを交換し、バルブボックスカバーを取り付ける。
 
以上で作業は終了です。
最後に電源を入れて、空気が出ること、異音がないことを確認してください。
 
 
実際に作業をされる際は、ダイアフラムセットに同封されている交換説明書をご参照ください。
 
 

 
 
使用場所や条件にもよりますが、2~3年に一度、上記のようなメンテナンスを行っていただくと、より長くご使用いただけると思います!
 
 
もちろん当社でも修理・メンテナンスを承っております。
今回のような小型のブロワの場合、当社へ持込または発送していただき、弊社工場にて修理することが多いです。
なお、ブロワの状態によっては修理不可、もしくは追加部品が必要な場合もありますので、都度お問い合わせください。
 
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